患者らが医師や職員に危害を加える事件が相次ぐ中、ボタン一つでパトカーが急行する「110番非常通報装置」の医療機関での設置が広がっている。設置には警察の許可が必要で、従来は主に金融機関に設置されていたが、病院はもちろん、近年はクリニックでも許可が下りる地域が出ている。公益財団法人日本防災通信協会は「患者や職員を守るためにも設置を検討してほしい」と呼びかけている。
厚生労働省は、3月末までに概ね全ての医療機関・薬局で電子処方箋を導入するという目標を断念した。特に医療機関での普及が進んでいない。電子処方箋の導入状況について、m3.com会員に聞いたところ、開業医の61.5%、勤務医の56.1%が「導入しておらず導入予定もない」と回答した。「導入」「導入予定」との回答も1年前の調査よりは増えたが、薬局勤務者を含む薬剤師の回答と比べると、開業医の少なさが目立った。
皆さまこんにちは!第9回(『初めての関連病院への出向、へき地中核病院での分娩三昧の日々』)ではへき地中核病院での日々について紹介しました。それに関連して今回と次回の2回に分けて、最近の医療界の話題の一つである医師不足(医師の偏在)についてお話ししたいと思います。
第55回日本心臓血管外科学会学術集会が山口県下関市で開かれ、2月22日の特別企画8「心臓血管外科、施設集約化への取り組み」では、成人、小児ともに施設の集約化が進みつつある現状が明らかになった。心臓血管外科手術の症例数の多い施設の方が手術成績は優れるという「volume-outcome relationship」に関するエビデンスは2000年代後半から出ていたが、施設の集約化がなかなか進まなかった。
医師の皆さん、前医の診断・対応の不備を本人に伝えますか?――連載2回目の今回は、前医の診断・対応の不備を本人に伝えたことのある方のご意見、また伝えない方のお気持ちを深堀しました。脳神経内科医でライターのばりすた(ペンネーム)が調査結果を紹介します。
日本の生涯未婚率は上昇を続けています。生涯独身で過ごす人が今後増える中、子どもや配偶者のいない人が亡くなった場合、財産は誰に引き継がれるのでしょうか?民法で定められている亡くなった人の財産を相続できる「法定相続人」について確認をしておきましょう。
Docpedia LIFESTYLEでは住まいのことやキャリア、子供の教育など、日頃人には聞きづらいライフスタイルに関する質問に、経験豊富な有識者や医師が体験をもとに解決の手助けをいたします。※閲覧できるのは医師のみです ...
健康保険証、オンライン資格確認など、なにかと昨今の医療業界を騒がせているマイナンバーカード。デメリットを取り上げられがちですが、実際、医師たちはどのように感じているのでしょうか。マイナンバーカードについて率直な感想を伺いました。医師ライターの上野健太郎がご紹介します。※本調査はDocpediaLIFESTYLEに寄せられた質問をもとに作成しています。
2月の主役はこのみちゃん!外科ローテもそろそろ終盤。オペ見学にも慣れてきたのですが…今日はちょっぴり気まずいシチュエーションです――初期研修医になった姉・このみと、医学部2年の妹・めぐみの成長を描く『医大生と研修医ですがなにか』、どうぞお楽しみください!
こどもの職業・社会体験施設であるキッザニアに小児科医を体験できる「診療所」が期間限定オープンします。乳児健診や予防接種について学び、実際に医療用の人形を使って、健診や予防接種を実施。医療に関するアクティビティのほか、クイズラリーなどにも挑戦できるパビリオンです。
2016年に渡米し、現在もシカゴ大学で働く北原大翔医師。アメリカで働く利点として、待遇がよいだけではなく、他科や他職種、患者からのリスペクトが感じられると語る。外科医としての仕事ぶりや日本との文化の違いについても聞いた。
郊外移転前の岩手医大附属病院にとって、特定機能病院の維持はマーケッティングや収益の面でも重大な願望であり課題だった。承認時よりも厳しい、医療安全という新時代の品質基準を満たすことが求められていたのである。