第41回織田作之助賞の贈呈式が3月6日、大阪市内であり、「生きる演技」(河出書房新社)で受賞した町屋良平さんは「文学の可能性を信じて書いていきたい」とあいさつした。
――赤ちゃんがいる家に迎え入れられた猫が、共に成長し、いずれ子どもが巣立つまでが描かれています。猫目線の気持ちの移ろいにとても癒されました。大森さんも猫を飼っていて、息子さんもお二人いるとか。その経験は絵本に反映されていますか。
2020年に「私たちの擬傷」(単行本刊行時に『擬傷の鳥はつかまらない』に改題)で新潮ミステリー大賞を受賞、第2作『ループ・オブ・ザ・コード』が山本周五郎賞候補、第3作『不夜島(ナイトランド)』で日本推理作家協会賞受賞、第4作『飽くなき ...
日本ホラー界のトップランナー・鈴木光司さんの16年ぶりの新作『ユビキタス』(KADOKAWA)が刊行されました。首都圏で相次ぐ不審死。死者に共通するのは「南極の氷」を受け取っていたこと。やがて東京都民1000万に生命の危機が迫り……。人類進化の謎に迫 ...
毎日、目の前の締切ばかり考えているせいか、ある日はっと気づいて「もうこんな季節なの?」と驚くことが多い。自分の感覚が現実より先行することは、不思議にない。ちなみに現在は気分は一月下旬ぐらいなのに、世間ではそろそろ桜が咲きそうと知って呆 ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
韓国のグラフィックノベル『大邱の夜、ソウルの夜』は、ネット上で知り合った2人の女性の友情と、彼女たちのリアルな日常や本音を描いた作品。家父長制の根強く残る地方都市・大邱や大都会ソウルを舞台に、女性ならではの生きづらさや家族、社会の束縛 ...
撮影にあたったフォトグラファー岩波友紀さんは、読売新聞社の写真記者として、報道写真に携わってきました。震災を機に会社を辞め、千歳桜で知られる福島県会津美里町に移り住み、福島の今を撮り続ける日々を送っています。信州生まれの岩波さんが、縁もゆかりもなかっ ...
国内外で評価の高い村田沙耶香の最新長編『世界99』(集英社)が刊行された。上下巻で850ページに迫る大作だ。
十月革命後(1917−41年)、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手たちは共産主義といかに闘ったか? 芸術の諸領域(文学、絵画、音楽、演劇、映画)の創り手たちと国の政治指導者たちが、イデオロギーや多様なイズムとどんな関係を取り結んでいたのかという問題を ...
妻の命を救うために独裁者と不平等な戦いを繰り広げたスターリンの毒見役についての物語も読むことになるだろう。宇宙に飛んだ最初のスープのレシピも知ることになるだろう。そして、最後のロシア皇帝ニコライ2世が食べたコキジバトのパスタ添えのレシピも。ブレジネフ ...
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