校則改正から気候変動、ジェンダー平等まで――。さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト(社会活動家)たちの声を集めた一冊が出版された。著者22人の執筆時平均年齢は19歳。自らが運動に取り組む理由について、主義主張だけではない、 ...
ある映画をよかったと感じて誰かに勧める時にどのように伝えるか?もっぱら物語を語ることになるだろう。ストーリーを要約して設定を説くだろう。が、それが本当に「よかった」点なのか? あなたの心中に強烈に残っているのは、その映画の長くはない一場面、ある俳優の ...
マンガ同人誌即売会というイベントが本格的に始まって今年で50年。すっかり世の中に根を下ろしたこの世界に、子育てや介護での長い年月のブランクの後、復帰しようとする主人公の奮闘ぶりを描く作品だ。4コマがベースのコミカルな内容でテンポよく ...
今年1月、三島由紀夫(1925~70)が生誕100年を迎えた。「椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)」や「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」など新作歌舞伎をはじめ、三島の演劇作品に多く出演してきた歌舞伎俳優、坂東玉三郎さんの講演 ...
本好きなら一度はやってみたい職業のひとつが古本屋だろう。本作の舞台「十月堂(じゅうがつどう)」の若い店主もそう。脱サラして古本屋を始めた理由を「昔行きつけだった古本屋のオヤジを見て呑気(のんき)そうでいいなと思ったから」と言うが、も ...
服飾デザイナーとして長らく第一線で活躍してきた稲葉賀惠(よしえ)さんの、ものづくりの歴史を網羅した本書を読み終えたとき、これはぜひ2人の母にも見せたいと思った。自分とパートナーの母はどちらも若いころ、パリでお針子になることを夢見て洋 ...
1980年、神奈川県生まれ。横浜市立大学看護短期大学部卒業後、看護師として約13年間働く。「note創作大賞2023」で別冊文藝春秋賞を受賞し、2024年5月、『ナースの卯月に視えるもの』で小説家デビュー。
日本でバレンタインデーといえば、なんといってもチョコレートですよね。でも、これは日本独自の文化のようです。では、フランスの聖バレンタインの日は、どんなふうに過ごし、またどんなふうに想いを伝え合うのでしょう。雑誌『ふらんす』(白水社) ...
大佛次郎賞は、朝日新聞社が作家・大佛次郎の業績を記念するため1973年に創設。小説、戯曲、評論、ノンフィクション、歴史記述、ルポルタージュなど、優れた散文作品に贈られる賞です。
インドネシアを代表する作家エカ・クルニアワンによる『美は傷』が春秋社のシリーズ〈アジア文芸ライブラリー〉より改訳で刊行された。本書の翻訳を手掛けた太田りべか氏による、本書が描くインドネシアの近現代と、日本語版復刊までの経緯を記した「 ...
税にはさまざまな通説がある。高い所得税は労働者の勤労意欲をそぐ、法人課税は日本の経済成長に悪い影響を与える――。日本財政学会の代表理事や、政府税制調査会の特別委員などを歴任してきた林さんが、経済学の知見を動員してこうした言説を検証していく。「もっとも ...
「私は対談の機会があれば一度もそれを拒むことがなかった」という作家・五木寛之氏。選んだのは、モハメド・アリ、村上春樹、美空ひばり、坂本龍一、長嶋茂雄の各氏ら15人との対話だ。
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