警察庁は27日、令和2年から令和6年までの5年間に発生した交通事故の分析結果を公表した。年齢別の死傷者数では、歩行中は小学1年生の7歳が3436人、自転車乗用中は高校1年生の16歳が1万7141人で最も多かった。子どもの交通事故は、新年度が始まる4月から6月にかけて増加する傾向にある。 歩行中の事故で死亡したり、重傷を負ったりした幼児496人・児童1875人の状況を分析すると、幼児は遊戯中、児童は ...
授業中に走り出した児童に対し、教員が「いい加減にしなさい」と叱り、頭を叩いたことで懲戒処分を受けたという。しかし、この報道には釈然としない部分がある。それは、具体的な状況が十分に伝えられていないからだ。 もし、この行為が許容されるとすれば、それは他の児童に危害が及ぶ可能性があった場合だろう。 落ち着きのない児童が突然走り出すような状況は、現場では決して珍しくない。体罰を一律に否定するより、まず担任 ...
法務省は27日、「オシエルズ」の名で活動するお笑いコンビが法教育を素材にコントを披露する動画を作成し、27日から公開を始めた。最長約6分の作品が計5本あり、法教育の基本的な考え方をはじめ、契約とは何かなどについて、子どもも大人も楽しめる内容となっている。 「贈与」に関する作品では、土産物をだれかに渡す際、未成年であれば、法定代理人の同意が必要であることが分かる。コンビの1人が子ども役と大人役を演じ ...
文科省は、教育委員会関係者に向けた教育情報セキュリティポリシーのガイドラインを改訂した。教育現場でクラウドの活用が進んでいることを踏まえ、情報の管理方法などを見直した他、セキュリティ対策の記載も改めた。今後、教育委員会ごとのセキュリティポリシーへの反映を求める。 昨年1月に続いて改訂した今回のガイドラインでは、情報の重要性に照らした分類の仕方を見直した。従来、「個人アカウント情報、人事情報」などと ...
少子化時代の学校や学級の適正規模を話し合う文科省の協力者会議の第2回会合が3月26日に開かれ、統廃合に向けた課題などについて委員が発表した。 茨城大学の加藤崇英教授は、自治体内の検討では、国の手引などの客観的な基準を求める傾向が非常に強いとした上で、学校統廃合について地域の合意形成を図るための手法を紹介した。県内の検討委員会に関わってきた経験から、統廃合のタイミングが見定められている学校では「施設 ...
今、生命尊重の心を育む道徳が教科化されるなど、いのちの教育が重要視されている。3月8日(土)岐阜聖徳学園大学で開催された「いのちの教育セミナー2024(主催:日本教育新聞社、公益社団法人日本臓器移植ネットワーク(以下、JOT)、後援:文部科学省)」では、臓器移植を題材にいのちの授業を行う教員や臓器移植経験者を招き、いのちの教育の具体的な実践について学んだ。 <登壇者> 飯塚秀彦 長野大学 社会福祉 ...
「今年の新任教師はどうだろう」という言葉には、子どもたちや保護者とうまくやっていけるだろうか、そして何より教職員との関係性を構築できるだろうかという心配が含まれる。 それでも、この教師不足の時代に... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年3月 ...
会議や研修は儀式的行事ではない 熱い討議や提案などに時間を 仕事柄、国でも地方でもさまざまな組織・団体の会議からお座敷がかかるのですが、割とどこにでも共通する課題があるように感じます。ちょっと迷うの ...
千代田区立麹町中―この1年(下) 中村 一哉・学校運営協議会座長に聞く 千代田区立麹町中学校の現在の姿を描く記事のまとめとして、同校卒業生で長田和義・前校長の時代を含めて4年にわたって学校運営協議... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年3月 ...
C4thとミライシードの連携で教育DXを推進 教育データの利活用を進める先進自治体を例に、全国の教育委員会を対象に情報収集・交換の機会を提供する「全国ミライシードキャラバン」。その第13回となるシンポジウムが千葉県流山市で2月21日に開催された。市内外から100名を超える参加者が現地に集い、遠くは福井県からの参加もあった。GIGA端末活用の第2フェーズを迎え、さらなる個別最適な学習指導や授業改善が ...
講演後の質疑応答で、講演者の西村さんに質問する生徒 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の取り組み(下) 「VUCA時代を生き抜く野性味あふれる『価値創造人材』の育成」を主題に研究開発を行う宮崎県立五ヶ瀬中... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年3月 ...
学生の発表には多彩な視点からフィードバックが寄せられた 大学講義・ゼミでの知識インプットから高校探究・PBLでのアウトプットまで 東京一極集中などという言葉が頻繁に聞かれる昨今、地方創生に携わる人材の育成は各地の喫緊の課題だ。そのような中、首都圏や地方に住む高校生、大学生が地域を盛り立てるアイデアづくりを通して、地方創生を「ジブンゴト」として考えようという試みが広がっている。「学生が主役の地方創生 ...
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